姫路の繁華街に「手打ちうどん久助」(姫路市塩町)がオープンして1カ月がたった。
席数はカウンターのみ13席。ラーメン店跡を居抜きで使う店内。赤い壁を残しながらも落ち着く空間をつくりたいと、店主の好きな土方歳三や坂本龍馬の写真を飾った。大きなイラスト入りのメニューは、友人がオープン祝いに描いてくれたという。
市内砥堀で39年営業してきた同店。今の店主・福本さんは2代目で、先代から引き継ぎ16年が過ぎた。「姫路の食べ物が集まる町に出て自分のうどんが通用するか確かめたい」と決意し、移転した。
うどんのメニューは、こぶ、釜玉(以上700円)、きつね、ぶっかけ(以上750円)、すじ、カス、肉、カレー(以上850円)。ドリンクは、生ビール、チューハイ、日本酒、焼酎、ワイン(以上500円)、瓶ビール(550円)はアサヒとキリンを取りそろえる。
福本さんは「またいつか成長して砥堀に戻りたい。理想ではあるが自分の弟子を育てのれん分けして久助の名を広めたい。夢は姫路のうどんブランドにすること」と抱負を語る。
営業時間は19時~翌2時。日曜・祝日定休。