姫路市勝原区内に9月11日、アーケードカフェ「こに蔵(くら)」(姫路市勝原区宮田、TEL 079-273-5296)がオープンした。
畳店の倉庫を改造し、店舗面積は187.5平方メートルで、10人ほど座れる大テーブルなどで、最大50席を用意する。店主は、日頃移動販売車で餡(あん)こを小麦粉の皮で巻いた「あんまき」などをイベントに出店している畠山尚志さん。「かねてから固定店での営業を考えていた。フェイスブック関連セミナーで知り合った方から倉庫が空いていると聞いたのがきっかけ」と畠山さん。
倉庫を改装した店内は、畳店が使っていたフォークリフトを入り口近くに置き、昔の白黒テレビなどを飾り、レトロな雰囲気を醸し出している。店内の備品置き場の壁を白く塗って大型スクリーンとして映像を映し出せるようにしている。畠山さんが趣味で乗る自転車仲間が集まりやすいように自転車の雑誌や整備工具も用意し、店内には自転車も持ち込めるようにするという。
フードメニューは11時~14時のランチタイムにぼっかけカレーとワンコインランチ(以上500円)を、14時~17時は焼きおにぎり茶漬け(ぼっかけ、うめ、こんぶなど日替わり、350円)を用意する。ジュースやウーロン茶、コーヒーなどのドリンクバーは、単品400円で食後は200円となる。
畠山さんは「今後慣れてきたら徐々にメニューは増やしていく。モーニングも始めたい。店内の広い空間を使ってマルシェや自転車ミーティングなど、いろいろなイベントに使ってほしい」と呼び掛ける。
営業時間は11時~17時。