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姫路城マラソン準備着々-沿道の市民が応援イベント

近所の住民が持ち寄った野菜。

近所の住民が持ち寄った野菜。

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 姫路初のフルマラソン大会「世界遺産姫路城2015」が2月22日、行われる。

八幡校区連合婦人会のメンバー

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 姫路城をスタートとフィニッシュ地点とし、塩田温泉(姫路市夢前町塩田)や夢前川沿いのサイクリング道を巡る同コース。沿道では15の連合自治会の協力で応援イベントが行われ、参加したランナーやギャラリーをもてなす。

 姫路城付近では、白鷺中学校音楽部、賢明女子学園ブラスバンド部、淳心学院音楽部の演奏が行われるほか、沿道各地で小中高生による吹奏楽や和太鼓でランナーを鼓舞し、地域住民の協力により炊き出しが行われる。

 レース後半の折り返し地点となる新蒲田橋東詰(広畑区蒲田)付近でギャラリーをもてなすため、2000食の豚汁を用意するのは八幡校区連合婦人会のメンバー。大会前日、八幡公民館(蒲田)に集まり、用意した食材の調理に追われる。

 具材となる豚肉、アゲ、コンニャクなどは買い求めたが、ダイコン、ニンジン、ネギなどの野菜は栽培している近所の住民が持ち寄ったという。数日前から集まってきた野菜をそうじし、きれいに洗う作業も次々手伝う人が名乗りを上げたという。

 同会の伊賀﨑香木(きょうこ)会長は「初めて行われる姫路城マラソンを盛り上げるため、何かできないかと自治会の皆さんで考えた。八幡地区は野菜どころで有名。ぜひ、地元の野菜で作った心づくしの豚汁を味わいながら応援してほしい」と呼び掛ける。

 同大会は9時スタート。

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