姫路で酒類などの卸業を営む宮崎商店(姫路市御国野町)は姫路キャッスルグランヴィリオホテルで8月30日、地元を中心に30社の蔵元が出店する利き酒会「美酒楽会」を開催する。
同イベントは、酒類の需要が伸び悩む中、地域活性化を目的に「お気に入りの1本」を見つけてもらおうと、同社が同ホテルとタイアップで企画したもの。
会場には、本田商店、ヤエガキ酒造、灘菊酒造など地元の蔵元を中心に全国30社が出店。日本酒、焼酎、ワインなど150種類以上の酒を用意する。利き酒をして気に入った商品はその場で購入することもできる。
同社の東郷昌俊課長は「日本酒については地元の蔵を中心に用意。焼酎については県ごとに分けて芋、麦、米と11の酒蔵が出店する。一人でも多くの人にお気に入りの1本を見つけていただき、少しでも地域の活性化につながれば」と期待を寄せる。
そのほか、同ホテルのソムリエによるフランス・ボルドー産ビンテージワイン「シャトー・ラトゥール」や「シャトー・ムートン」など価格帯3~5万の高級ワインの試飲(50ミリ=1,500円)も行う。
開催時間は13時~17時。料金は2,500円(前売り=2,000円)。問い合わせは同ホテル(TEL 079-284-3732)まで。