姫路労働会館(姫路市北条1)で3月23日、地元在住の女性らが運営する同人誌即売会「デジタルレトロ*」が開催される。
姫路市在住の亀田香織さんら4人が運営する同イベント。初開催は2005年で、今回が7 回目。途中、開催が間遠になった時期もあったというが、亀田さんらの尽力もあって不定期ながら年に数回、開催できる環境が整った。出展者と来場者を合わせ、毎回100人ほどの参加があるという。
取り扱う同人誌や雑貨、音楽ソフトなどは「オールジャンル。特に規制は設けていない」と亀田さん。当初は有名作家の作品をモチーフにストーリーや人物相関図へ「萌え」の要素を盛り込むなど二次作品の出展に人気が集まったが、最近では出展者の半数以上がオリジナルの一次作品を持ち込むようになるなど様変わりが見られる。
亀田さんは「今後は、出展に興味を持ちながらも第一歩が踏み出せずにいる人のサポートに注力していく。問い合わせにはわかりやすく回答するなど、潜在層の開拓に努めたい」と意欲をにじませる。「出展だけでなく、購入や見学が目的の人も気軽に来場してほしい」とも。
開催時間は10時30分~15時30分(出展者は10時~16時)。入場料金は500円(パンフレット付き)。詳しくはホームページで確認できる。