1月12日から公開が始まる観光パビリオン「ひめじの官兵衛 大河ドラマ館」(姫路市本町)に現在、記念セレモニーへ出席する俳優・岡田准一さんの姿を一目見ようとファンが集まり始めている。
ドラマ館は、戦国時代の姫路を舞台に放送中のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」が呼び込む観光客をもてなそうと姫路市の肝いりで建設。兵庫県や地元経済界も参画する組織「ひめじ官兵衛プロジェクト」が約1年間の期間限定で運営する。今年になって石見利勝姫路市長が、ドラマの主役で黒田官兵衛を演じる岡田准一さんのセレモニー出席を明らかにしたことからツイッターなどインターネット上で話題が沸騰。国内各地のファンから「(当日は)姫路へ行く」「一目見たい」といった声が多数上がったほか、岡田さんが「姫路城へ来る」「ドラマ館でテープカットをする」「ドラマのロケに参加する」など事実と異なる情報の拡散も見られた。
「いざ姫路へ」。いずれも防寒着に身を固めた早朝行列組のファンらは、冷え込むドラマ館前の広場付近に集まり岡田さんを待ちわびる。目当ての岡田さんは、11時40分から12時ごろにかけて執り行う「オープニングセレモニー」へ姿を見せる予定。9時の開館を祝い8時50分から始まる「テープカット式」には出席しない。岡田さんの来場を受けドラマ館では、11時15分ごろから約1時間にわたり一般の入場を規制するので注意が必要。
ドラマ館の開館時間は9時~17時(13日以降)。入館料は、高校生以上=500円、小中学生=200円。