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姫路・夢前町に農産物直売所-若手農家ら運営、スマートIC開業見据え

12月11日には近隣住民らを招きプレオープン

12月11日には近隣住民らを招きプレオープン

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 姫路・夢前町に12月12日、若手農家らが運営する農産物直売所「夢街道farm67」(姫路市夢前町宮置、TEL 079-337-2100)がオープンする。

ケーキなどのスイーツも展開

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 姫路市街地から前之庄へ抜ける県道67号沿いにオープンする同店。店舗面積は約40坪。地元の農業生産法人「夢前夢工房」(同)が運営していた青空市場の跡地に店舗を建設し、姫路など播磨西部の若手農家がつくるグループ「farm67」が同法人と共同で運営する。

 同店から北へ6キロほど離れた前之庄地区の中国自動車道では現在、2015年10月の供用開始を目指しETC専用インターチェンジ「夢前スマートIC」(仮称)の建設が進行。市の北玄関として新たな流動が見込まれることから、マイカーを利用する観光客向けのアンテナショップにも活用したい考えという。

 店内で扱うのは、野菜や果物といった青果をはじめ生花を中心とする園芸品、農産物加工品など。同店オリジナルスイーツとしてスムージーや米粉ワッフルなども開発した。ケーキなどと併せて展開。イートインコーナーも設ける。

 11日には、近隣の住民らを招いてプレオープン。13時の開店と同時に40人ほどが訪れて買い物を楽しんだ。スイーツコーナーには順番待ちの列ができたほか、提供する野菜の栽培方法や農薬の有無を熱心に質問する人の姿も。レジもフル回転するなど、にぎわいを見せた。

 「近隣のスーパーよりも新鮮な商品がそろう。生産者の顔が見える安心もある」と来店客の一人・橋本せつ子さん。「品ぞろえにケーキなどのスイーツがあるのも魅力的」と喜ぶ。

 営業時間は9時30分~17時30分(5月~10月は18時30分まで)。火曜・第1水曜定休。初日の12日は、記念式典を執り行うとともに12時オープン予定。

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