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無料情報誌「フリモ姫路」が1周年-「地元愛もっと育てたい」と奮闘

無料情報誌「フリモ姫路」の中川美幸さん(写真中央)。編集を担当する広告代理店「サンライフ」(姫路市保城)で(写真提供=フリモ姫路)

無料情報誌「フリモ姫路」の中川美幸さん(写真中央)。編集を担当する広告代理店「サンライフ」(姫路市保城)で(写真提供=フリモ姫路)

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 姫路をエリアとする無料情報誌「フリモ姫路」が10月、このほど発行した11月号で1周年を迎えた。

1周年記念号では地元イラストレーターが表紙を担当

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 広告代理店「サンライフ」(姫路市保城、TEL 079-288-5177)が編集する同情報誌。「中広」(岐阜市)が手掛ける「地域みっちゃく生活情報誌」の1ブランドとして2012年11月(発行日は10月22日)に創刊した。発行部数は12万6,000部。市内中心部の各家庭へポスティングや商業施設などに設置するラックを通じて無料で配布しているほか、希望する事業所へは個別送付(3部)も行う。

 編集は、中川美幸編集長を中心に営業・制作スタッフら6人ほどが担当。独自の視点で取材を行う特集記事や読者との交流ページを看板に掲げる。特集記事に携わるライターやイラストレーターを地元から登用しているのも特徴の一つ。1周年記念号となる11月号の表紙では、市内在住の「しのりん」さんが描いたイラストが表紙を飾った。誌面を飛び出しての地域貢献では、8月には日本酒試飲会「播磨の地酒と旨(うま)いもんを楽しむ夕べ」を主催。定員の100人をたちまち集めるなど成功を収めたという。

 「なにはともあれ、ポスティングを担当する配布員の皆さんに感謝したい」と振り返る中川さん。「読者アンケートでは4月号『三ツ山大祭』や6月号『ゆかたまつり』などを特集した記事が特に好評だった。姫路ゆかりの戦国武将『黒田官兵衛』の生涯を紹介する連載記事では男性読者の獲得にもつながった」と続け、「今後も姫路を愛する読者各位の期待に応えられる情報誌であり続けたい。さまざまな情報を発信することで地域活性化にもつなげられれば」と意気込む。

 11月号を現在配布中。

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