兵庫県内22の中小事業所がFacebook(フェイスブック)ページの運営を通じてファン層拡大を競うイベント「Facebookでプロモーション大会2013」に播磨地域の5事業所もエントリーし、8月30日からプロモーションを展開している。
県内中小企業の連携や組織化を支援する特別法人「兵庫県中小企業団体中央会」(神戸市中央区)が主催する同イベント。初開催は2012年。2回目の開催となる今回は22事業所がエントリーした。同イベントの運営には、兵庫県立大学経営学部(神戸市西区)の学生らもインターンとして参画。あらかじめ希望した事業所のプロモーションを支援していく。
約1カ月間の開催期間中に22事業所は、運営するフェイスブックページを通じて自らの活動をPRするプロモーションを展開。一般のフェイスブックユーザーへ呼び掛けることでページへの「いいね!」純増数や良質なコメント獲得などで競い合う。期間終了後の10月には成果発表会も予定。総合審査を経て上位入賞(5事業所)を決める。
同イベントには姫路を中心とする播磨地域からも5事業所がエントリー。姫路市内から「ガラス工房そよ風」「焼鳥の茶蘭」「灘菊酒造」の3事業所が、郡部から「南光ひまわり館」(佐用町)と「足立醸造」(多可町)の2事業所が、それぞれ支持を訴える。「ガラス工房そよ風」を主宰する森谷純一さんは、「昨年5月にフェイスブックページを開設。広報に活用してきたところ。今回のエントリーが活用に弾みをつけるきっかけになれば」と期待を寄せる。
一般フェイスブックユーザーの参加は9月30日まで。詳しくはホームページで確認できる。