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姫路で「たべっ子どうぶつ」使う神経衰弱-愛好者団体が考案、初プレー

ギンビス「たべっ子どうぶつ」とプレーヤー。姫路のゲストハウスで開催された「たべっ子神経衰弱」イベントで。6月2日

ギンビス「たべっ子どうぶつ」とプレーヤー。姫路のゲストハウスで開催された「たべっ子神経衰弱」イベントで。6月2日

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 姫路のゲストハウス「ひめじ588(ガハハ)ゲストハウス」(姫路市本町)で6月2日、ギンビス(東京都中央区)が市販するビスケット「たべっ子どうぶつ」(=以下、たべっ子)をトランプのカードに見立ててプレーするゲーム「たべっ子神経衰弱」イベントが初めて開催された。

まずは「たべっ子」の仕分けから

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 たべっ子の愛好者団体「たべっ子どうぶつの会」(姫路市)が開催した同イベント。「たべっ子は、数あるクッキーやビスケットの中でも塩加減と甘みとのバランスに最も優れる至高の品」と会長の後藤穂高さん(姫路市在住)。「たべっ子の存在やおいしさを広く社会にアピールするきっかけになればとゲームを考案した」と説明する。

 ルールはトランプの神経衰弱と同じ。1箱あたり動物46種類をかたどったビスケット63グラムが入る「たべっ子」を種類別のグループに仕分けて紙コップをかぶせ、テーブル上に配置する。プレーヤーは任意の紙コップ2つを開き、同じ種類のビスケット1組を発見できれば「成功」。開いた紙コップ内のビスケットを獲得でき、再び紙コップ2つを開くことができる。「不成功」の場合はプレーヤーを交代。交代を繰り返しながら、テーブル上のビスケットがなくなるまでプレーを続ける。獲得したビスケットの枚数が最も多いプレーヤーが勝ち。

 当日は、たべっ子4箱分のビスケットを使い、プレーヤー7人がゲームを展開。初の試みとあって「不成功」が続出したことから、プレー時間は約1時間に及んだ。記念すべき初の勝者は、ビスケット36枚を獲得した村松宏城さん(明石市在住)。35枚の獲得と1ポイント差で次点に甘んじた春海幸子さん(姫路市在住)は涙を飲んだ。プレー後は、各自が獲得したビスケットを味わいながらお茶会を実施。和やかに「たべっ子」談義を楽しむプレーヤーの姿が見られた。

 「ゲームを通じて競い合うことで獲得した『たべっ子』の味はまた格別」と後藤さん。「広島でもイベントを開催してほしいという声があり、近く遠征を計画している」と話すなど、ゲームの普及に意欲を見せる。

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