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姫路・家島でオープンウオータースイミング大会-シーカヤックでサポートも

「3.2キロメートルの部」で一斉にスタートを切る出場者らの様子。男鹿島「タテの浜」(姫路市家島町)で

「3.2キロメートルの部」で一斉にスタートを切る出場者らの様子。男鹿島「タテの浜」(姫路市家島町)で

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 8月25日・26日、姫路の家島諸島(姫路市家島町)播磨灘を舞台に開催された長距離水泳競技大会「ひめじ家島オープンウォータースイミング大会」(家島OWS)にシーカヤック愛好者ら約30人がサポーターとして参加、懸命に泳ぐ出場者らの伴走にあたる姿が見られた。

準備にあたるシーカヤック愛好者ら

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 2007年に初めて開催された同大会。6回目を迎える今回は、1日目の家島本島「清水の浜」で湾内を周回するコース「1キロメートルの部」に118人が、2日目の男鹿島と家島本島間を泳ぎ切るコース「3.2キロメートルの部」に389人が、それぞれ出場。青空の下総勢507人が力強い泳ぎを披露した。

 カヤック愛好者らのサポートは、主催者側の呼び掛けで2008年の第2回大会から始まったもの。「3.2キロメートルの部」への出場者らを対象にコース監視や水・食料の補給を担当するほか、コース途中で疲労を見せる出場者には声を掛け、ブイに見立てたカヤックにつかまってもらうことで休息場所を提供するなど救護にも携わる。

 当日は、10時30分に、男鹿島「タテの浜」を一斉にスタートすると同時に伴走を開始。勢いよく水しぶきを上げながら抜手を切る出場者ら寄り添いながら愛艇を操り、見守った。

 「毎年サポーターとして参加している。クラブ内で有志を募り6艇で参加した」と、シーカヤック愛好者クラブ「kics66」(高砂市)の村田恵さん。「カヤックは、泳ぐ出場者のすぐそばに艇を寄せ、同じペースで並走しながら声援を送ることができる利点を持つ。今年も無事にサポートを終え、ホッとしている」と大会を振り返り、「来年もぜひ参加し、オーシャンスポーツの醍醐味(だいごみ)を出場者らと共に味わいたい」と、早くも来夏に思いをはせた。

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