思い出の着物で作る「ミニ着物」-好古園で企画展、生徒作品を展示

思い出の着物使った、高さ40センチ~60センチのミニ着物62点を展示。(好古園)

思い出の着物使った、高さ40センチ~60センチのミニ着物62点を展示。(好古園)

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 姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」(姫路市本町、TEL 079-289-4120)で現在、インテリアとして飾る着物の特別展「ミニ着物展」が開催されている。主催は千姫ミニ着物グループ。

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 今年で3回目となる同展では、これまで同グループ代表の岸原万企味(まきみ)さんが制作するミニ着物のみを展示していたが、今回は同グループが運営するミニ着物教室(勝原区宮田、TEL 079-273-6393)の生徒が制作した作品62点を展示する。

 岸原さんが作るミニ着物は、約6年前に和裁も洋裁の経験もなかったという岸原さんがふろしきを使って見よう見まねで作ったのが始まり。約5年間に250着を超えるミニ着物を制作し、オーダーメードや販売を行っていた。

 昨年4月にはミニ着物教室を立ち上げ「思い出の着物がインテリアとしてよみがえる」ことや、「和裁などの技術がなくても作れる」ことからマスコミなどでも取り上げられ話題に。

 岸原さんは「お母さんが着ていた着物や、結婚式などで着た留め袖、もう着なくなってたんすにしまってある幼いころの着物などをインテリアとして生かすことができる。未経験者でも作ることができるのでぜひ若い方にも挑戦してほしい」と話す。

 教室は土曜・日曜のみ開講。9時~17時のうち約3時間。授業料は1回2,500円。「多くの人にミニ着物の作り方を知ってもらい、姫路のまちおこしとしても盛り上げていきたい」(同)とも。

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