姫路・網干に4月23日、ベーカリーショップ「taropan(タロパン)」(姫路市網干区大江島、TEL 079-228-0650)がオープンした。
パン職人歴5年の北澤慶さんと砂川典子さんが営む同店。姫路市内のベーカリーショップで約2年間同僚として共に勤務した2人は、「お互い自分の店を持つという夢があった」(北澤さん・砂川さん)ことからベーカリーの共同運営を計画。今年1月から設備や内装を整えるなど準備に着手し、4月の開店にこぎ着けたという。
店舗面積は約30坪。併設するパン工房との間に仕切りを設けず、店内から工房の様子が手に取るようにわかるようにした。食パンのほか国産小麦全粒粉をベースに、「小麦そのものの素朴な味わいを楽しめる」(北澤さん)という「taropan(タロパン)」など20種類以上のパンを随時焼き上げるほか、テラスにはテーブル(2卓)やカウンターなどのイートインスペースも設ける。
「地元の方から『パン屋さんができるのを待っていた』など応援の声をもらうことが何よりうれしい」と砂川さん。焼きたてのパンを手にほほ笑む北澤さんは「同じ職人として2人で修行を積みながら、お客様の顔が見えるベーカリー作りに努めたい」という。
営業時間は8時~18時30分。月曜・第3火曜定休。