「つながり力で、日本経済と地域社会の未来を拓く!」を合言葉に、起業家同士が「つながり」を築くことで新たな共同体の創造を目指す非営利団体「一般社団法人起業支援ネットワークNICe」(東京都世田谷区)が5月28日、全国定例会を姫路で開催する。
NICeの全国定例会は、会員有志の誘致により各都市や地域が持ち回りで開催するもの。今回が初めての開催となる姫路でも2月に実行委員会を組織し、準備を進めた。
「3月12日にさいたま市で開催予定だった『NICe全国定例会 in さいたま』が東日本大震災により延期となったこともあり、姫路での定例会は有意義かつ盛大なものにしたい」と、実行委員の有本雅哉さん。当日の会費のうち500円を、NICe事務局を通じて同震災の被災地へ贈ることに決めたという。
「異なる立場の者同士がアイデアを持ち寄り『つながり力』を発揮すれば、新たな創造への道が開くものと期待している」と、実行委員長の前田昌宏さん。「起業に興味がある方、起業を応援したい方の参加も歓迎。姫路観光を兼ね、気軽に参加してもらえれば」とも。
第9回NICe全国定例会 in 姫路は、兵庫県内で活動する女性起業家団体「女性起業家の会 ゆるり」との共催。会場の姫路市民会館中ホールに全国から約60名の起業家が集まり意見を交わす。当日は姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺」への案内プログラムを用意するほか、姫路ならではの味覚を楽しむことができる懇親会も。定例会の開催概要は「起業家ネットワーク Nice姫路実行委員会」Webサイトで確認できる。またWebサイトでは参加申込も可能。