姫路駅周辺の街づくりを考えるパネルディスカッション、「第2回 高架後の姫路都心部まちづくりフォーラム」(主催:姫路市)が3月28日、イーグレひめじ「あいめっせホール」(姫路市本町)で開かれ、約200名が出席した。(姫路経済新聞)
同フォーラムが開かれるのは2009年6月以来のこと。その間同駅周辺では山陽本線等高架化、駅前広場再整備を含む駅周辺土地区画整理事業が進展。すでに3月には旧駅ビルのテナント「姫路駅フェスタ」が新駅前ビルへ移転するなど工事が本格化している。
同フォーラムは、出席者による東日本大震災の犠牲者への黙とうに続き、石見利勝同市長のあいさつで開演。兵庫県立大学田原直樹教授の基調講演をはさみ、明治大学小林正美教授をコーディネーターに有識者がパネルディスカッション。「歩く都心」をテーマに活発な意見が交わされた。
同フォーラムを聞いた同市の林育子さんは、「同駅周辺が歩行者の動線を中心に整備され、歩いて楽しむことができる場所なることを知り期待している。観光客からも喜ばれるだろう」と、話す。
同事業が終了する2013年度には、同駅前に面積約3万平方メートルと国内最大級の駅前広場が完成する予定。問い合わせは同市役所姫路駅周辺整備室(姫路市安田、TEL 079-221-2386)