東日本大震災の被災者を支援しようと3月16日、東北地方出身者でつくる「姫路東北人会」が発足した。
発起人は宮城県仙台市出身の島田睦美さん(姫路市在住)。震災で家族は無事だったが、現在も親戚や友人が避難生活を強いられており「東北出身者として故郷のために何かしたい」という強い思いから同会の立ち上げを決意したという。
島田さんは「姫路に住んでいる東北出身者を少しでも多く募り、支援活動を続けながら東北の魅力を発信して被災地の復興につなげたい」と話す。
21日には震災の救援活動について話し合う「第1回 姫路東北人会」も予定する。島田さんは「長期的な活動になると思うが故郷のためにもぜひ参加してほしい」と参加を呼びかける。
同会は現在、支援物資の受け入れも行っている。募集している支援物資は、食料品は缶詰(缶切りが不要なもの)、米(無洗米)、お菓子(賞味期限3カ月以上)、水(ポリタンク)、インスタント麺(カップ麺は不可)、レトルトカレー、食用品ラップ。医療品は包帯、バンドエイド、消毒液。日用品は懐中電灯、使い捨てカイロ、歯ブラシ、おむつ、生理用品、せっけん、シャンプー(水が必要ないもの)、毛布(新品もしくはクリーニング済みのもの)、下着(新品に限る)、粉ミルク、カセットコンロ、電池など。
問い合わせは同会事務局(TEL 079-224-6548)か姫路青年会議所まで。