姫路のコミュニティースペース「納屋工房」(姫路市本町、TEL 079-263-7878)で現在、手作りはんこ作家「Candide(カンディード)」の企画展「はんこはんこTOKIDOKI雑貨展」が開催されている。
カンディードは、速水健一さん(神戸市垂水区)と妻の美歩さんの2人から成るユニット。2005年に美歩さんが手に入れた「はんこ彫りセット」が活動を始めたきっかけ。夢中になって大量に作ったはんこをフリーマーケットに出店したところ好評だったことから、2人で各地のフリーマーケットなどを回るようになり、2007年から本格的にはんこ作家として活動を始めた。
はんこは美歩さんがデザインし健一さんが仕上げる。「持ち手には直径約2.5センチの小枝を使う。ちょうどいい小枝を販売しているところが少なく、自分たちで切って磨いて仕上げているがこの作業に手間がかかる」と健一さん。
会場には、動物や果物などを描いた「キャラクターはんこ」や「はんこストラップ」、名前が入る「お名前はんこ」などを展示する。20日は「はんこ彫り教室」やはんこに名前を入れる「はんこ受注会」も予定。
健一さんは、「『カンディード』は『無邪気な』を意味するフランス語。無邪気に楽しく作品を作る妻の雑貨に対する姿勢を子どものような心に帰って楽しんでもらえれば」と話す。
開催時間は11時~17時。2月20日まで。