姫路のコミュニティースペース「納屋工房」(姫路市本町、TEL 079-263-7878)で1月22日深夜、姫路出身の芸人・ぜんじろうさんのユーストリームを使ったトークライブが開催される。
1968(昭和43)年姫路市生まれのぜんじろうさんは、大学時代に上岡龍太郎さんに弟子入りし芸人の道へ。1992年から放送されたテレビ番組「テレビのツボ」で司会を務め一躍人気となる。1998年からはスタンダップコメディアンとして海外へ進出。コメディーフェスティバルに参加したり、テレビ番組に出演したりしながら活動を続けていた。
帰国後は、ITを活用した笑いに着目。ポッドキャストを使ったトーク番組の配信やNECが開発したロボット「papero」とコンビを組んで漫才をする「ロボット漫才」など新しいお笑いにもチャレンジしている。
ユーストリームを活用したトークライブは昨年4月から開始。放送日であれば仕事で海外に滞在中でも実家に帰省中でもインターネットが接続できる環境を見つけて配信している。ぜんじろうさんは「PCが普及し始めた15年前ぐらいから、ネットを活用した個人放送局のようなことができればと思っていた。テレビなどのマスメディアとは違い個人的な話が自由にできるソーシャルメディアに可能性を感じる」と話す。
今回は、「学生時代の思い出」をテーマに約1時間トークを展開する。今後についてぜんじろうさんは「ごくごく個人的なトークで展開していく。海外の笑いの話や『宗教とは何なのか?』や『芸術とは何なのか?』など、ちょっとためになる話もやっていく」と話す。ライブの様子はユーストリームで見れるほか同スペース内でも観覧できる。
放送時間は24時~25時。観覧無料。