姫路のイタリアンレストラン「ムゼアーレ ミア アルベルゴ」(姫路市本町、TEL 079-281-0070)で10月6日、旬の野菜を使ったランチ付きの講演会「姫路夢前 『野菜祭り』」が開催された。
同イベントは、姫路で無農薬野菜の栽培に取り組み、農業から姫路を盛り上げようと活動する「夢前夢工房」(夢前町)と同店がコラボで開催するもの。農薬を使わないで育てた旬の野菜を家庭でも楽しんでもらえるようにと企画。同店のバンケットルームで、40人限定で開催した。
講演会では、夢前夢工房代表の衣笠愛之さんがランチに使用する食材の栽培についてや、「おいしい野菜の選び方」「旬の本当の意味」などについて詳しく紹介したほか、同店シェフ・益田健介さんが材料や作り方などレシピを公開。参加者は、朝摘みのニンジンやダイコンを試食しながら食い入るように耳を傾けていた。
12時30分から開かれた「限定ランチ会」では、夢前夢工房の野菜をふんだんの使用したランチが提供され、各メニューの材料や作り方を記載した「益田シェフの秘伝レシピ」も配られた。
メニューは、宿儺カボチャで作った「カボチャのポタージュ」「新米のサラダ」「ナスのカポナータ」「小芋の入った牛肉ラグソース 米粉のニョッキ」。デザートには「紫芋のアイスクリーム」と「2色のお芋と米粉のパウンドケーキ」を提供した。
「畑に足を運んでくれている益田さんのおかげでこのようなイベントを開催することができた。今回初めての試みだったが呼ばれればどこへでも飛んでいくので、こういう機会を与えていただければ」と衣笠さん。「また旬の野菜が取れるころに開催したい」とも。