姫路のギャラリー「ギャラリーとーく」(姫路市平野町、TEL 079-288-4037)で現在、 彫金作家・鐸木ちえさんの個展「シルバージュエリー展」が開催されている。
鐸木さんは、1959(昭和34)年、兵庫県赤穂市生まれ。大学時代に彫金作家・籾山啓三さんの下で技術を習得し、創作活動を始める。1988(昭和63)年に自宅に工房を構え、同年と1992年に日本ジュエリー展入選。その後毎年個展を開きながら創作活動を続けている。
同展では、純度95%の銀「silver950」とジュエリーストーンを組み合わせた作品のほか、植物をモチーフにした鐸木さんの作品50点を展示する。
作品について、鐸木さんは「自然に囲まれた環境に育ったこともあり、植物の滞ることなく流れる曲線が好きで、作品にも取り入れている。すべて1枚の銀板から作っており、人と石の持つ力に負けないデザインと技術で、着けた人の魅力を引き出せるよう心を配ってる」と話す。
開催時間は10時~18時。(最終日は16時まで)。入場無料。今月7日まで。