
「ごはん屋ムーちゃん」(姫路市下手野2、TEL 090-1954-1155)が10月6日、オープンした。
店主の杉山巧さんと妻の千代さん、義娘の井上里沙さんが切り盛りする同店。杉山さんは神戸市内のフランス料理店に6年間シェフとして勤務。精肉加工の卸業者とのつながりで国産黒毛和牛を仕入れるルートを確保し、「この品質なら喜ばれる」と飲食店の開業を決めたという。店名は5月に旅立った愛猫の名前に由来する。
店舗は2階建てで、面積は約30坪。1階にカウンター席6席、テーブル席2卓8席、2階にテーブル席4卓16席を設ける。店内は白とナチュラルブラウンで統一し、明るさと清潔感ある内装に仕上げた。
主なメニューは、「たまごかけご飯と牛すじ煮込み定食」(1,600円)。2日間かけて煮込む牛すじとアキレスのやわらかさが特徴で、兵庫県産ブランド卵「夢王(ゆめおう)」を使う。そのほか、脂控えめでうまみが強いツラミを使った「赤身定食」(1,600円)、6種類のホルモンを盛り合わせた「白身定食」(1,400円)、洋食出身の経験を生かした「本日のまかない定食」(1,000円~)などを用意する。デザートで「ムーちゃんの牛乳プリン」(300円)もある。
杉山さんは「ホルモンは新鮮さが命。その日に処理したものを使い、食材の質には自信を持っている」と話す。
営業時間は11時~15時。