
8月1日の「打ち水の日」に合わせて、「しんきひかり保育園」(姫路市景福寺前)で園児による打ち水が行われた。
10時から約10分間、5歳の園児20人がバケツや牛乳パックで手作りしたカップを使い、園の玄関先に一斉に水をまいた。水しぶきが上がるたびに園児たちの歓声が響き、その後園児からは「涼しくなった」「気持ちいい」などの声が聞こえた。
兵庫県内では7月30日、国内観測史上最高気温を更新する41.2度を観測した。このような中、同園は気温や環境への関心を高めることを目的に、初めて打ち水の取り組みを行ったという。今後も、季節や気象に応じた体験活動を取り入れていく方針だという。
石堂千鶴子園長は「遊びの延長として楽しく参加しながら、涼を取る工夫を知るきっかけになれば」と話す。