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居酒屋「じごろ本店」が20周年 地元食材を用いた料理を提供

店主の廣岡陽介さん

店主の廣岡陽介さん

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 居酒屋「地料理・地酒 姫路の馳走(ちそう) じごろ本店」(姫路市南町、TEL 079-289-4506)が7月25日、オープン20周年を迎えた。

店長の植村直紀さん(左)

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 同店は2005(平成17)年に開業。姫路産や兵庫県産の食材を積極的に使い、地域に根差した営業を行う。

 建物は2階建てで、店舗面積は約132平方メートル。1階にカウンター席4席と半個室を3室12席、2階に個室の掘りごたつ席を6室40席設ける。2階は部屋をつなげることで最大50人までの収容が可能で、プロジェクターも備え、会社の宴会やパーティーなどでの利用を見込む。

 コメは姫路市山田町の「小川農園」のきぬむすめ米、野菜は若手農家グループ「HANDS」、肉や魚介類は「淡路直送の朝挽き淡路鶏」や「姫路グルメポーク 桃色吐息」など、兵庫県内で調達可能な食材を中心に仕入れている。

 主なメニューは、「珍味盛合せ」(1,000円)、「湯葉豆腐の刺身」(700円)、「銀鱈(だら)の西京焼き」(1,200円)、「地だこの唐揚げ」(900円)、「姫路れんこんと海老(えび)の一口さつま揚げ」(690円)、「淡路鶏の南蛮仕立て 柚子胡椒(ゆずごしょう)のタルタルソース」(850円)、「蒸し穴子細巻き」(820円)、「帆立とベーコンの豆乳クリームコロッケ」(870円)、「和牛のたたき」(1,500円)など。

 ドリンクは、生ビール(563円)、ハイボール(500円)、焼酎(481円~)、ソフトドリンク(345円~)を提供。日本酒は、姫路・兵庫県内の「香住鶴」「雪彦山」「官兵衛にごり酒」「白鷺の城」「青乃無」(以上555円~)に加え、「田酒」「飛露喜」「花邑」「鳳凰美田」「爾今」「十四代」など全国各地の銘柄もそろえる。

 店オリジナルの日本酒「安富町の陽(ひなた)」(1,363円)は、店主・廣岡陽介さんの出身地である安富町の下村酒造店と共同開発した。廣岡さんと杜氏(とうじ)の下村元基さんは幼なじみで、地域への思いから商品化したという。

 廣岡さんは「お客さまに何をすれば喜んでもらえるかを常に考え、社員と共に走り続けた20年だった」と話す。「今後は人材育成や県外出店も視野に入れて取り組みたい」とも。

 店長の植村直紀さんは「オープン当時は6歳だった。20年の節目にこの店を任せてもらえることに責任を感じている。これからも歴史をつなぎ、より多くのお客さまに喜んでもらえるように努めたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は17時30分~23時30分。

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