姫路のコミュニティーFM「姫路シティFM21(愛称=FMゲンキ)」(姫路市本町)は6月26日、ツイッターを連動させた実験番組「コースケとカオリンのつながるアワー」を放送する。
同番組は、今年4月からインターネットで番組が聴けるようになった同ラジオ局と、地元の街ネタを発信する姫路経済新聞、地元のコミュニティースペース「納屋工房」(本町)の三者がコラボレーションした実験企画。同局の小林寛幸さんは「ツイッターと連動する番組は弊社では初めての試み。ツイッターのリアルタイム性がこれからのラジオ番組を面白くするのでは」と意気込みをみせる。
番組では、「FMゲンキでこんな番組があったら」というテーマでトークを繰り広げ、同時にリスナーからメッセージやコメントを募集。パーソナリティーはモニターに飛び込んでくるメッセージを拾い読みしながらリスナーとコミュニケーションを図り、ラジオとツイッターの親和性などを確認する。
姫路経済新聞の福田記者は「ツイッターはファクスやメールよりも簡単にメッセージが送れるし、ただ番組を聴くだけでなくリスナー同士が情報をやりとりすることもできる。リアルタイムなコミュニケーションで新しいラジオの可能性を感じてもらえれば」と期待を寄せる。
放送時間は同日23時~24時。