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姫路にマーラータン専門店「暁東麻辣湯」 中国出身シェフの味を提供

店主の揚原瑛麗さん(右)、夫の姜暁東さん

店主の揚原瑛麗さん(右)、夫の姜暁東さん

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 マーラータン専門店「暁東麻辣湯(シャオドンマーラータン)」(姫路市琴岡町、TEL 080-4729-8406)が4月26日にオープンした。

マーラータンのトッピング例

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 マーラータンは中国・四川省発祥とされるスープ料理で、牛骨をベースに花椒(ホワジャオ)や八角など15種のスパイスと薬膳を調合したスープに、野菜や肉団子、つみれ、麺などを入れて提供する。

 店舗面積は約27坪。席数はテーブル=7卓18席。

 店主の揚原瑛麗さんは大阪府出身。大学卒業後に会社員として勤務していたが、2023年に中国で中華料理人をしていた姜暁東(ジャン・シャオドン)さんと結婚した。揚原さんは「夫が作る本場のマーラータンに出合い、その味を伝えたいと考えた。出店先を探す中で姫路の物件に巡り合った」と話す。

 注文スタイルは、辛さを4段階から選び、麺はとうもろこし麺、中華麺、ライスヌードル、牛筋麺などから選択。トッピングはえび団子、蟹仔包(かにざいほう)、彩虹巻(レインボーロール)などの練り物類に加え、パクチー、キクラゲ、シイタケ、チンゲン菜、ウズラの卵、レンコン、水菜、エノキなど、約40種類をそろえる。トッピングは1グラム4円で計算。客が冷蔵ケースから自由に選んだ食材を、姜さんが厨房(ちゅうぼう)で調理して提供する。

 姜さんは「中国ではなじみのある食材も、日本では珍しいものがあるので、気軽にスタッフに聞いてほしい」と呼びかける。

 ドリンクメニューは、生ビール(500円)、チューハイ(480円)、ソフトドリンク(300円~)などを用意する。

 揚原さんは「姫路では珍しいマーラータンを広めたい。6種類の調味料で味の変化や多彩なトッピングで好みの味を見つけてほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は11時~15時、17時~21時30分。

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