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姫路・四郷町にパン店「るみえる」 地域農家と連携し地元産米粉取り入れる

担当の小笠原久美さん(右)

担当の小笠原久美さん(右)

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 パン店「るみえる」(姫路市四郷町坂元、TEL 079-280-3465)が4月1日、オープンした。

店舗外観

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 店舗面積は約32坪。木を基調としたナチュラルテイストの内装で、壁や扉には「ロストアトランティスブルー」をアクセントカラーとして取り入れている。

 パンの製造は、同日開所した就労継続支援B型事業所「るみえる」が担う。

 地域とのつながりを大切にしており、高齢化が進む地域内で野菜や米を育てる農家から、少量ずつ仕入れる体制を整えている。仕入れ時に生産者の健康状態を確認するなど、見守りの役割も兼ねた取り組み。米粉は、土作りから地域住民と取り組んだオリジナルのものを取り入れている。

 担当の小笠原久美さんは「米粉と国産小麦粉の配合割合の調整に苦労し、試作を何度も重ねた」と話す。

 商品は、「メンチカツバーガー」(600円)、「メロンパン」「黒ごま塩バターあんこ」「さつまいもパン」「チョコロール」「コーングラタン」(以上250円)、食パン(2斤=880円)など、常時10種類ほどをそろえる。内容は日によって異なる。

 小笠原さんは「まずはスタッフが元気に働ける環境を整えることが大切。店が明るく元気になれば、それがお客さまにも伝わる」と話す。

 営業時間は11時~16時。日曜.祝日定休。

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