
和風クレープ専門店「浅草茶屋たばねのし 姫路店」(姫路市駅前町)が、ピオレ姫路(同市駅前町)1階にオープンして3カ月がたった。運営はSHUNRI(東京都台東区)
静岡県掛川産の抹茶を使う和風クレープを提供する同店。2022年5月に東京・浅草で1号店を出店して以降、神奈川県鎌倉市、大阪市、島根県出雲市、京都市、鹿児島市などの日本文化を感じられる観光地を中心に全国15店舗を展開している。店名は、複数ののしを束ねた「束ねのし」に由来し、「人とのつながりを大切にし、幸せを分かち合いたい」という思いを込めて付けたという。
店内はグレーを基調に、レジカウンターや椅子には木目調を採用した。店舗面積は約7坪。席数はテーブル=2卓4席。
主なメニューは、掛川抹茶を練り込んだ生地に、抹茶カスタードクリーム、ナッツ、ホイップクリーム、イチゴのコンポートを包んだ「掛川抹茶ブリュレ」、店内で揚げた大学芋に自家製あん、バニラアイスなどを組み合わせた「蜜芋」、姫路店限定で抹茶アイスを使い、最後に抹茶パウダーで姫路城の絵柄を描いて仕上げる「掛川抹茶ティラミス」(以上990円)など、6種類をそろえる。
包装紙には、石川県の伝統工芸「加賀水引」の5代目職人・津田六佑さんが手作りした水引細工をあしらう。
ドリンクは、掛川抹茶ラテ(550円)、濃い掛川抹茶ラテ(700円)、「姫路珈琲(コーヒー)」、みかんジュース(以上390円)、「掛川煎茶」「カフェラテ」(以上500円)など8種類を提供する。
矢野早理奈店長は「オープン当初は抹茶クレープということで年配のお客さまが多かったが、現在は観光客や家族連れの来店も増えている。今後も当店の和風クレープの魅力を伝えていきたい」と意気込みを見せる。
営業時間は10時~20時。