真宗大谷派の寺院「船場本徳寺」(姫路市地内町1)で9月1日、「船場御坊楽市」が開催される。主催は「歴史と出会えるまちづくり船場城西の会」。
同会は、姫路城の城下町として栄えた船場城西地区の再生を目指し、地域住民を中心に結成されたまちづくり活動団体。地域の歴史スポットの保全と活用を進めるとともに、その魅力を広く発信するため、さまざまなイベントを企画・運営している。
船場御坊楽市は、歴史ある船場城西地区を盛り上げることも目的に開くイベントで、今回で89回目を迎える。会場には地元産の朝採れ野菜やB級グルメ、スイーツ、ハンドメード作品など約30店舗が並ぶ。近年では若い世代の出店者も増え、来場者数は600人を想定。ステージではミニコンサートや若手僧侶による法話を行う。
同会事務局長の下山裕史さんは「新型コロナウイルス感染症の影響で、地域イベントの開催が制限されていたが、ようやく以前のように多くの人と触れ合える機会が増えてきた。多く人に来場してもらいたい」と呼びかける。
開催時間は9時~12時。入場無料。