姫路駅北に位置する「アパホテル〈姫路駅北〉」(兵庫県姫路市東駅前町、TEL 079-284-4111)が12月13日、リニューアルオープンした。
同ホテルは、新型コロナウイルス感染症の軽症者などに係る宿泊療養施設として2年以上にわたり自治体にホテル貸し出し協力をしてきた。貸し出し協力が終了したことを機に、館内改装や設備更新を行った。
リニューアルでは、フロント・ロビーに高級感のあるシャンデリアを設置したほか、壁・天井のクロスを張り替えるなど共用部の内装を一新した。客室は全168室をリニューアルし、50型以上大型液晶テレビやシーリングライト、ウルトラファインバブルシャワーヘッドなどを導入したほか、家具やユニットバスの入れ替えも行った。
同ホテルは、世界文化遺産「姫路城」や国際会議やコンサートが開催される大型複合施設「アクリエひめじ」が徒歩圏内にあり、ビジネスだけでなく、国内レジャー、インバウンド、イベントなど幅広い宿泊需要を取り込んでいく方針。
アパグループ社長兼最高経営責任者の元谷一志さんは「円安や2025年開催の関西万博などで今後ますます増える訪日外国人を見込み、より一層利便性や満足度の高いホテルへと進化を遂げていきたい」と話す。