姫路のコミュニティーFM「姫路シティFM21(愛称=FMゲンキ)」(姫路市本町)は4月1日より、放送中の番組がインターネットで聴けるサイマルラジオの放送を開始した。
FMゲンキは、「地域密着」「生活重視」「市民参加」「安全安心」をコンセプトに2001年8月に開局したコミュニティー放送。姫路市を中心に防災情報や 交通情報、地域情報など地域に役立つ情報を放送している。
インターネットでの視聴方法は、ウェブブラウザーで同局のサイトか「サイマルラジオ」に直接アクセスし、FMゲンキのマークの横にある「放送を聴く」をク リックすると、現在放送されている番組が聴ける。J-WAVEなど自社制作番組以外の放送時間はBGMが流れる。視聴にはWindows Media Player 9以降またはQuickTime 6.5以降が必要。
そのほか、140文字以内で書くコミュニケーション・サービス「ツイッター」も同時期に始め、お知らせや番組情報、スタジオの裏側などもつぶやいている。
同局放送総務部の小林寛幸さんは「サイマルラジオを開始したことでインターネットがつながっていればどこでも視聴できるようになった。これを機会に一人でも多くの人にラジオに親しんでもらい、地元リスナーの増加につながれば」と期待を寄せる。