姫路の伝統野菜「網干メロン」をPRする「姫路網干メロンフェア」が8月6日、姫路市農業振興センター(姫路市山田町、TEL 079-263-2220)で開催される。
網干メロンの特徴や栽培方法などを紹介し、消費者の認知度向上を図り、ブランド価値を高めることを目的とする。網干メロンや加工品の直売やメロンジェラートの無料配布、網干メロンの生産者と商工業者のマッチング商談会などを行う。
網干メロンは、姫路市網干区地域で大正時代から栽培されている生食用マクワウリの一種で、さっぱりとした甘みとジューシーな口当たりが特徴とされる。生産者らは代々受け継がれた品質の良い種を使い、よりおいしく実らせるために試行錯誤を重ねているという。
姫路市内の農家や生産者による野菜や果物、加工品、鉢花、花苗などを販売する日曜朝市も同時開催する。
主催者は「網干メロンのブランド化や認知度の向上を目指して、生産者と消費者が一体となってイベントを楽しめるよう取り組んでいきたい」と意気込みを見せる。