美容室「LIGHT YEAR （ライトイヤー）」（姫路市白銀町、TEL 079-222-9977）が8月30日、夏休み期間中に合わせて、カットした髪の毛を寄付する「ヘアドネーション賛同特別企画－病気と闘う子どもたちにウィッグを送ろう！－」を開催する。

髪の毛の提供に必要な長さは、31センチ以上

　ヘアドネーションは、頭髪を失った子どものために寄付された髪の毛を使ってウィッグを作り提供する活動。日本では2009（平成21）年ごろから行われるようになった。同店は、寄付された髪で作ったウィッグを18歳以下の子どもに無償提供する活動を行うNPO法人「HERO」（宮城県仙台市）の賛同美容室として、同活動に参加した。

　代表の松海敦子さんは「コロナで外出自粛中に伸びた髪の毛。切って捨てるのではなく、誰かの役に立つヘアドネーションについて、夏休みに入って、たくさんの質問を頂くようになった。子どもたちの社会貢献したいという気持ちに応えたい」と話す。

　髪の毛の提供に必要な長さは31センチ以上。パーマ、カラー、ブリーチをしていても引っ張って切れるほどのダメージがなければ対象となり、癖毛などの髪質、年齢、性別、国籍なども問わない。20人分以上の髪の毛から1人分のウィッグができるという。HEROへの送付は同店が無償で行う。

　開催日のカット料金は高校生以下＝1,000円（通常料金は同＝3,300円）。要予約。

　8月中はヘアドネーション希望者のカット料金を半額にし、合わせてHEROに送る。松海さんは「この機会にヘアドネーションに協力してほしい」と呼び掛ける。「協力していただいた人の名前（ニックネーム）や写真、コメントなどをホームページにも掲載し、ヘアドネーションについてもっと知ってほしい」とも。

　開催時間は10時～16時。営業時間は平日＝10時～20時。土曜・日曜・祝＝9時～18時。月曜定休。