第38回を迎えた姫路みなと祭り海上花火大会が7月30日、開かれた。約6万5千人(主催者発表)の観客が訪れ、夏の風物詩を満喫した。
天候にも恵まれた同日、日暮れ前、花火に先がけて海上神事、海上放水パレードが行なわれ、見物客の期待を高めた。辺りが暗くなった19時45分頃、会場を埋め尽くした観客の期待に応え、約4000発の打ち上げ花火が夜空を鮮やかに染めた。同花火大会では、他では見る機会の少ない尺玉(10号玉)をはじめ、仕掛け花火も。
市内から家族連れで訪れた石野真司さんは「これを見ないと姫路の夏が始まらない。この花火の豪快さに力を得て暑い夏を乗り切りたい」と、笑顔を見せた。