姫路駅前の「山陽百貨店」(兵庫県姫路市南町1、TEL 079-223-1231)で7月2日、「小鳥たちのアートフェスタ」が始まった。
本館5階のギャラリー山陽に、鳥の愛好家、アートグッズ作家、写真家、画家など70(組)のクラフト作家らが制作した「小鳥」をテーマにしたオリジナル作品約2万点を並べる。姫路では初開催。
同イベントのプロデュースは、30羽以上の小鳥を「鳥社員」にしている「とりみカフェぽこの森」(神戸市灘区)店主の梅川千尋さん。ガラス越しに小鳥が見られるカフェとして小鳥好きの間で知られる。梅川さんはインコの香りのするアイスや入浴剤も開発。
「小鳥好きの方はもちろん、お家で小鳥が飼えない人にもぜひ来てほしい。全国の催事にどんどん出展して、小鳥のかわいらしさを伝えていきたい」と梅川さん。
商品は、インコ入浴剤(216円)、ペンダント(1,836円~)、印鑑ケース(1,250円)、ポストカード(162円)、ブローチ(1,620円~)など。
クリエーターの一人、「YO yuri」の岡本百合子さんは「洋裁や手芸が好きで、今までは作ったバッグやクッションなどを友人にあげていたが、本当に喜んでいただけているのか不安だった。梅川さんから出来栄えを褒めていただき展示販売を勧められた。全く知らない方が買ってくださることで、自分の商品が評価されることはとてもうれしい」と話す。
来場客の一人で岡山から来たという主婦は「小鳥が子どものころから大好きで見ているだけで癒やされる。犬や猫のグッズは多いが小鳥のグッズは少ない。うちで飼っているオカメインコに近いイメージのグッズを買いそろえたい」と期待を込める。
開催時間は10時~19時。今月8日まで。