姫路のフラワーアーティスト・三品由賀里さんが運営するアトリエ「Pelangi(ペランギ)」(姫路市青山、TEL 079-290-5608)で9月4日、布絵作家・梅原龍さんが振る舞う手料理を囲んで楽しむ会が開かれた。
富山県出身・沖縄在住の梅原さん。同地で創作活動に励む傍ら全国各地で作品展を開催し、1年のうち半分は「旅」という暮らしを続ける。
作品展は姫路でも毎年開催。市内でギャラリー「とーく」(平野町、TEL 079-288-4037)を運営する大橋ひろ美さんの招きに応じて作品を披露する傍ら、旅の荷を解いての滞在を常とする。
今回の「囲む会」は大橋さんと三品さんが企画。三品さんのアトリエでは初開催となる梅原さんの作品展に合わせて開催を決めた。梅原さんにアトリエ併設の厨房(ちゅうぼう)を提供することで、旅のつれづれにレシピを手に入れたという「旅ごはん」を手ずから調理してもらい、訪れる人へ振る舞う趣向。
当日は約20人が参加。テーブルにずらりと並ぶ「ポキサラダ」「生春巻き」「丸鶏のグリル・チョコレートソース添え」「魚介カレー」の4品に舌鼓を打った。食後には「煮梨のアイスクリーム添え」も登場。モンゴルへの旅で撮影したスライドを映す梅原さんを囲み、「旅の話」に花を咲かせる様子が見られた。
同アトリエでの作品展は5日まで。開催時間は13時~20時30分。併せて「旅ごはん」の第2弾を18時30分から開く。
7日からは「とーく」でも作品展を開催。開催時間は10時~18時(最終日は16時まで)。今月14日まで。13日には梅原さんの指導で「布絵ワークショップ」を実施する。ワークショップは13時~・15時~の2回で、参加費は3,500円(要予約)。