姫路の海水浴場「白浜海岸」で7月21日、子育て世代のファミリーを対象にする交流イベント「白浜海水浴場応援フェスタ」が開催される。主催は市民団体「マパビーズ」。
子どもの健全育成や男女共同参画社会の形成促進、まちづくりの推進をテーマに活動する同団体。発足は2011年7月で、現在の運営メンバーは10人。活動拠点の「うみくる」(姫路市白浜町)や公共施設などを会場にイベントを開催することで、子育て中の母親らに交流の場を提供してきた。多いときには200人ほどが来場。月例行事の「マパビーズフェスタ」では親子で参加できるフリーマーケットやワークショップなどを実施するほか、「うみくる」にほど近い白浜海岸では清掃活動も毎月行っている。
応援フェスタは、同団体が主催するイベントでは最大規模。今回は、宝探しを楽しみながら同海岸の清掃を行うとともに、スキムボードやSUP(立ちこぎ)といったマリンスポーツの体験会を開く。会場には、ドリンクやフードなどを提供する屋台も開設。フェスタ開催中は「うみくる」を休憩場所として開放することで、おむつ交換や授乳が必要な保護者の参加に配慮する。
「子育て中の家族が楽しめる場所を作ることと、白浜海岸をはじめとする地元の海を子どもたちに残すことを願い活動してきた」と同団体代表の星尾拓也さん。「私たちの活動に興味がある人は、ぜひ気軽に参加してほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。詳しくはホームページで確認できる。