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姫路でアジア伝統布の企画展-「さらり着こなす」レクチャーも

姫路市書写の里・美術工芸館(姫路市書写)で開催されているアジア7カ国の伝統布や衣装を紹介する企画展「アジアの布を纏(まと)う」展の様子

姫路市書写の里・美術工芸館(姫路市書写)で開催されているアジア7カ国の伝統布や衣装を紹介する企画展「アジアの布を纏(まと)う」展の様子

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 姫路市書写の里・美術工芸館(姫路市書写)で現在、アジア7カ国の伝統布や衣装を紹介する企画展「アジアの布を纏(まと)う」展が開催されている。主催はギャラリー「とーく」(平野町)。

アジア7カ国の「布」を紹介

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 2009年以来毎年開催されてきた同展。派生展を含めると5年目となる今年は、インドやバングラデシュ、ラオス、インドネシア、中国などアジア7カ国の伝統的な布や衣装約300点を展示する。

 展示品は、同ギャラリーオーナーの大橋ひろみさんが自ら現地を訪れ収集したものがほとんど。今年は、南アジアの女性が愛用する衣装「サリー」を展示の中心に据える。

 「幅1メートル、長さ6メートルほどの布を巻き付けて着るサリーは、着る人の体形を選ばない点で和服との共通点がある」と大橋さん。「着る機会が減ったとはいえ、和服に親しんできた日本女性にも注目してほしい衣装の一つ」と説明する。

 同展ではサリーのほか、7カ国の衣装や雑貨、小物なども併せて展示。展示品の一部は即売も行う。期間中の22日には、来場客に参加を呼び掛けてファッションショーを実施予定。ショーでは、来場客に着こなしを提案する大橋さんのレクチャーもプログラムに加える。

 開催時間は10時~17時(最終日は15時まで)。ファッションショーは22日11時~。6月23日まで。入場は無料だが、別途工芸館の入館料(300円)が必要。

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