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姫路で「オバケツ」蔵出し-純国産バケツブランド、デッドストックをマルシェに出店

「渡辺金属工業」(姫路市南八代町)で専務取締役の渡辺政雄さん。同社は国内に唯一残る鋼板製バケツメーカーで、大小160種類以上のトタン製バケツを「オバケツ」ブランドで市場に出荷する

「渡辺金属工業」(姫路市南八代町)で専務取締役の渡辺政雄さん。同社は国内に唯一残る鋼板製バケツメーカーで、大小160種類以上のトタン製バケツを「オバケツ」ブランドで市場に出荷する

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 姫路で毎月1回開催されているマルシェ「船場川サンデーマーケット」に6月16日、国内に唯一残る鋼板製バケツメーカー「渡辺金属工業」(姫路市南八代町)が出店し、デッドストック品を即売する。

同社ブランド「オバケツ」製品の一例

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 今年で創業90周年を迎える同社。「日本のものづくりの継承」をスローガンに、トタン(亜鉛めっき鋼板)やブリキ(スズめっき鋼板)を使うバケツ製造に携わってきた。同社のバケツは、約30ある工程の全てが手作りで、部品も端々に至るまでが純国産。現在は、ゴミ箱や小物収納缶、傘立て、灰皿、クッション缶などを中心に大小160種類以上のトタン製バケツをブランド名「オバケツ」として市場に出荷する。従業員数は8人。月間最大生産能力は3万個。

 同社では90周年をきっかけに5月25日、廃番品やサンプル品といった「デッドストック」のシークレットセールを初めて実施。「品質保持のためにも値引き販売はしない方針だったが、職人が手作りした商品を倉庫で眠らせるのはもったいないと、デットストックに限ってのセール実施を決めた」と専務の渡辺政雄さん。セールは好評でアンコールの声も届いたといい、「今度は近隣のマルシェ『サンデーマーケット』に出店することで、再びセールを行うことにした」と振り返る。

 サンデーマーケットへの出店は、同マーケットの主催者で「あさのは商店」(八代)を営む篠原玲子さんが同社のセールに出店していた縁から実現。同マーケットは来場者の増加から駐車場が不足するなど継続に黄信号が出ていたこともあって、「会場には当社の敷地を提供することにした」と渡辺さん。今回で13回目を迎える同マーケットの開催にも一役買う。

 当日は、同社と同商店を合わせて10店が参加。同社製バケツのデッドストックや同商店が取り扱う「肌にやさしい日用品」をはじめ、有機野菜や卵、スイーツ、お茶、手作り小物などを集めてマルシェを開く。

 開催時間は10時~14時。雨天決行。

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