姫路・網干のまちおこし拠点「あぼしまち交流館」(姫路市網干区余子浜、TEL 079-255-8001)前の余子浜公園(通称、三角公園)で12月15日、地元住民らが飾り付けたイルミネーションの点灯が始まった。
姫路市のまちおこし事業「地域夢プラン」の一つとして年末から年始にかけて毎年点灯されている同イルミネーション。神戸で毎年12月に点灯されるイルミネーション「神戸ルミナリエ」にちなみ「アボナリエ」の愛称を持つ。
同地区のイルミネーションは、1998年12月に同市の市制施行110周年を祝い山陽網干駅前広場(垣内中町)に飾り付けた「あぼしイルミネーション」に由来。以来2008年1月の終了まで毎回同駅前広場を会場としてきた。2009年12月からは、同館の開設に伴い会場を同公園に移して再開。同公園では4回目の点灯となる。
点灯開始に合わせて15日には、同館を会場に網干中学校区地域夢プラン実行委員会が「あかりイベント」を開催。イルミネーションのカウントダウン点灯式や地元の住民らがダンスや音楽を披露するクリスマスコンサート、子どもを対象とする「ミニ電車乗車体験」などのプログラムを実施した。
「自治会のバックアップなど地元の皆さんに支えられながら点灯を続けてきた」とアボナリエに当初から携わる山本剛さん。「特に高齢者や子どもから寄せられる感謝の声がうれしい。今後も地域資源の一つとして毎年の点灯を継続していくことができれば」と話す。
点灯時間は17時30分ごろ~20時ごろ。1月7日まで。