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姫路・家島を歩くイベントに80人-当日限定ミニFM局の開設も

「家島歩き」に出発する参加者らの様子。家島・真浦港(姫路市家島町)で。11月25日

「家島歩き」に出発する参加者らの様子。家島・真浦港(姫路市家島町)で。11月25日

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 姫路沖に浮かぶ離島・家島で11月25日、姫路のコミュニティー放送局が1日限定でミニFM局を開設し、同局パーソナリティーと島民が務めるナビゲーターが生放送番組をオンエアする中、訪れた観光客らが番組を聴きながら島内を歩いて回るウオーキング・イベント「家島歩き with FM-Genki」が開催された。

宮集落の路地を歩く

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 家島の魅力を再発見してもらおうと開催された同イベント。主催は姫路市で、コミュニティー放送局「エフエムゲンキ」(姫路市本町)と家島観光事業組合(家島町)が協力した。当日の番組では、パーソナリティーを同局の藤井涼さんが、ナビゲーターを家島在住の高島一彰さんが、それぞれ担当。姫路市を中心とする本土から約80人が参加した。

 参加者らは、姫路港からの定期船で家島港・真浦桟橋に到着すると同時に持参したFMラジオをミニFM局の周波数に合わせてチューニング。藤井さんらの進行で番組が始まると、列を作り島内のウオーキングを開始。高島さんが提供する地元ならではの「ネタ」に耳を傾けながら真浦と宮の両集落を抜け、島内の高台に鎮座する家島神社に参拝。目的地の清水公園を目指す約5キロのコースにチャレンジした。

 清水公園では、島内の飲食店がこの日のために用意した特製弁当を参加者らに提供。島内特産品の展示販売も行った。「パーソナリティーを務める藤井さんのファンということもあり、同局のイベントには何度も参加している」と夫の彰一さんと2人で参加した堀口かすみさん(姫路市在住)。「家島を訪れるのは初めて。観光地化が進んでいないところに、かえって魅力を感じる」と話し、家島港を一望できる同公園の一角で弁当を広げた。

 昼食後は自由解散となり、参加者らは思い思いに島内を散策。真浦桟橋あるいは宮桟橋から、各自夕刻の定期船で姫路港へ戻った。

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