姫路駅前の複合ビル「姫路OSビル」（姫路市駅前町）で12月9日、小学生の親子を対象に間伐材を利用したクリスマスツリーとオーナメントを手作りするイベント「森の間伐材でつくろう！クリスマスツリー＆オーナメント」が開催される。主催は兵庫県内で映画館などを運営するオーエス（大阪市北区）。

ツリーは間伐材を組み合わせて作る

　同社がCSR活動「みんなでECO（エコ）！プロジェクト」の一環として企画し、初めて開催する同イベント。製作する予定のツリーは「エコツリー」と呼ばれるもので、材料には兵庫県産の間伐材を使用。オーナメントにも間伐材の小枝や木の葉などの材料を主に使うことで、森林環境維持への貢献も目的に開く。

　当日は、小学生の児童と保護者の親子ペア10組20人をインストラクターが指導。1本のツリーを共同で製作するのをはじめ、ペアごとにオーナメントの手作りにチャレンジしてもらう予定。ツリーの製作は、持ち込んだ間伐材の枝を払うところから始める。完成後のツリーは、同ビル1階ロビーでクリスマスまで展示。オーナメントは展示するツリーに飾ることができるほか、自宅へ持ち帰ることもできる。

　「イベントの開催やツリーの展示が、新たなにぎわいやコミュニケーションの創出と森林環境の維持につながれば」と同社ビル事業部の三浦麻理子さん。「当日は、姫路の『まちなか』で森の雰囲気を感じながら楽しんでほしい」と参加を呼び掛ける。

　開催時間は13時30分～15時30分。参加費は1,000円で、事前の申し込みが必要。申し込みは、参加する児童（小学生限定）の氏名と年齢、および保護者の氏名と電話番号、メールアドレスを明記の上、メールでecotree@osgroup.jp まで。詳しくはホームページで確認できる。