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「姫路城応援フェスティバル」閉幕-初スタンプラリーや顔出し看板など

姫路城応援フェスティバル2012の会場となった大手前公園(姫路市本町)の様子。写真中央奥に姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺(しらさぎ)」が見える

姫路城応援フェスティバル2012の会場となった大手前公園(姫路市本町)の様子。写真中央奥に姫路城大天守修理見学施設「天空の白鷺(しらさぎ)」が見える

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 姫路・大手前公園(姫路市本町)で9月15日から開催された「姫路城応援フェスティバル2012」が2日間の日程を終え閉幕した。

姫路城「顔出し看板」「塗り絵」の披露も

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 平成の大修理(~2015年)が続く姫路城への観光客減少を食い止めようと、姫路市が同城への誘客やPRなど大修理を市内外へ啓発するアイデアや企画を公募した「姫路城応援事業」の一つとして開催した同フェス。ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアを通じて集まった一般市民ら約60人が実行委員会を組織し、各自の得意分野を持ち寄って企画運営にあたった。

 昨年に続き2回目の開催となる今回は、日程を2日間とし約10プログラムを展開。親子連れの来場客を対象に姫路城を周回するコースで「スタンプラリー」を初めて実施したほか、よさこいや阿波(あわ)踊り、マーチングバンドなど約20団体が出演するステージイベントや、コスプレーヤー愛好者団体「PIECE」の協力によるコスプレイベントを開催。姫路城を訪れる観光客向けに「ツイッターやフェイスブックへ投稿する『ネタ』として姫路市へ提案、製作した」(同フェスティバル実行委員会)という「記念撮影用顔出し看板」も披露され、来場客の注目を集めた。

 一方で、ご当地グルメをはじめとする飲食物や姫路名産品、クラフトアート作品やリサイクル品など合わせて約80店が出店した「おもてなし物産展」「フリーマーケット」では、両日共30度超えの残暑に見舞われたことなどから、「日中の来店客が少なく、売り上げの見込みを達成できなかった出店者もあったのではないか」と同実行委員長の前田昌宏さん。「今後も継続して開催していきたい。継続には、来場客はもちろん出店者や出演者にも喜んでもらえるイベントにしていくことだ」と展望を語り、「近日中に実行委員会を招集し、今回のイベントを総括する。まずは来年の開催に向け、早速始動するつもり」と締めくくった。

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