姫路商工会議所(姫路市下寺町)で8月26日、「ほめる達人」(=以下ほめ達)の検定試験が実施される。主催は日本ほめる達人協会姫路支部。
目の前の人や事象に価値を見いだそうとする力を育成する「ほめ達」は、大阪市西区の会社経営者・西村貴好さんの提唱から2009年に始まり、昨年10月には協会も設立。NHKの番組や全国紙などが取り上げ注目が高まる中、経営者や管理職、子育て中の親などの間で賛同の輪が広がりつつあるという。現在は、同協会が実施する検定試験への合格で、3級~1級の認定を得ることができる。
姫路では、今年1月に同協会初の支部となる「姫路支部」が開設され、4月には3級検定を初めて実施。2回目なる今回は、3級に加え2級検定も実施する。「特に3級は、当日実施する研修の受講により全員が合格できるなどユニークな基準を持つ検定。3級に合格後は、当日に2級へのチャレンジも可能」と同支部長の小野義直さん。「研修講師は、大阪から西村さんを迎え務めてもらう予定」と説明する。
「『ほめ達』を目指す過程で、他者を受け入れ尊重することの大切さを知って欲しい。明るい人間関係の構築に役立ててもらえれば」と小野さん。「後進への指導やチームワークの円滑化などに悩む人へ勧めたい」とする。
受検要項など詳しくはホームページで確認できる。