姫路の弁当店「やっさ弁当」(姫路市本町、TEL 0120-075-903)が3月、姫路城で花見を楽しむ観光客へ弁当を配達するサービスを始めた。
配達の対象となるのは、花見の観光客向けに開発した新メニュー「お花見弁当」(1,500円)。通常の幕の内タイプに加え、容器のひもを引くことで中身を温める加熱容器に入った「あつあつパッケージタイプ」も用意する。両品共、同店の看板メニュー「やっさ弁当」をアレンジした内容で、地元産の焼きアナゴを使った「あなごめし」がメーン。
「花見といえば酒がつきもの。焼きアナゴや総菜の味付けを工夫して、酒のつまみにもなるよう気を配った」と店主の加藤元美さん。
同弁当は事前の予約で姫路城周辺への配達を受け付けるほか、店頭でも販売する。配達の場合、同店スタッフが女性忍者「くノ一」の装束で指定場所まで届ける。
「手ぶらでも花見が楽しめる。ぜひ利用してほしい。サービスが好評なら、花見シーズン以降の展開も考えたい」とも。
営業時間は10時~18時。同メニューとサービスの提供は4月15日まで。