姫路食文化協会は11月22~24日、大手前公園(姫路市本町)で播磨の食材を一堂に集めた食の博覧会「食博2008」を開催した。来場者は3日間で9万人に達し、会場は夜まで多くの人でにぎわった。
同イベントは昨年まで「播磨うまいもん祭り」として同時期に開催されていたが、今回から「食の博覧会」として企画され、規模を拡大したもの。
会場には、播磨の食材を使った「姫路コロッケ」や「高砂にくてん」などのご当地グルメが並んだ。
目玉となった「おでん横丁」では、生姜しょうゆで食べる姫路おでんを販売したほか、「おでんラーメン」(500円)や、おでんを巻いた巻きずし「おでん巻」(380円)なども販売した。
同イベント実行委員会の本田真一郎会長は、「播州は海の幸、山の幸が豊富にあるが、商品としてのご当地グルメはまだまだ少ない。これからも自慢の食材を使った新商品を開発して、姫路の食文化の活性につなげたい」としたうえで、今後の開催について、「来年からは秋だけでなく春にも開催し、『B級ご当地グルメ』も招致したい」と前向きな姿勢を見せる。