ギャラリーを併設した古書専門のブックカフェ「小さな町TREE HOUSE」(姫路市本町、TEL 079-284-8844)で現在、作家13人の作品を紹介する展覧会「Tree House SAYONARA exhibition」が開催されている。
今月22日に閉店を迎える同店最後の展覧会として開催する同イベント。店内には、これまで何度も同店で展覧会を開いたという金沢市在住の画家ミツル・カメリアーノさんの作品を展示するほか、ウエダキヨアキさん、トミタユウコさん、みわしゅうたろうさん、のむらみちこさん、清水晶さんなど、同店オーナーの清水健司さんと親交が深い作家12人の作品も展示する。
2004年に古書店としてオープンした同店。昨年3月、隣接する民家を改修し2階部分をギャラリースペースとしたブックカフェと、絵本を中心とした古書店「おひさまゆうびん舎」との2店舗に分けて経営を続けてきたが、「新しいステップを踏み出したい」という思いから閉店を決めたという。
ブックカフェは22日でいったん閉店するが、「おひさまゆうびん舎」は通常通り営業する。2月12日からは、ブックカフェ「されど」(加古川市)オーナーの朝山節子さんが同店を引き継ぎ、「されどin TREE HOUSE BOOK STORE」として再開する予定。「街の小さな図書館として本の貸し出しも行っていきたい。仕事帰りに気軽に立ち寄ってもらえるブックカフェを目指す」と朝山さん。
営業時間は11時~19時。木曜定休。1月22日まで。