姫路市立動物園、アフリカライオンの子ども2頭を1年半ぶりに公開

獣舎の寝室でくつろぐカイオ(写真右)とマト(写真左)

獣舎の寝室でくつろぐカイオ(写真右)とマト(写真左)

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 姫路市立動物園(姫路市本町)は3月16日、アフリカライオンの子ども「カイオ」(雄)と「マト」(雌)の2頭を公開した。2007年9月まで同園で20年生きたライオン「ケイ」(雌)が死んでから約1年半ぶりの公開となる。

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 カイオとマトは群馬サファリパークで生まれたアフリカライオンの子どもで、今月の12日に来園したばかり。新しい住居に慣らすため、しばらくの間は寝室で飼育をする予定だったが、思ったより食欲もあり元気だったため放飼場での公開に踏み切ったという。

 いずれも体長約1メートル、体重約70キロ。餌は1頭につき馬肉2キロと鶏などを与えるという。担当の小川高志さんは「まだ慣れてないので、寝室から放飼場への扉を開けても思うように移動してくれない。3月中には2頭そろって放飼場でのお披露目ができるようにしたい。雄特有のたてがみもまだないが、これから4~5年かけて成獣となる。まだ子どもでかわいいので多くの人に見に来てほしい」と話す。

 開園時間は9時~17時(入園は16時30分まで)。入園料は、大人=200円、子ども=30円。姫路城三の丸広場で行われる「観桜会」開催に合わせ、4月4日は終日無料開放する。

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