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姫路の地域SNS、学用品集め被災地へ-岩手のSNSの呼び掛けに応じる

学用品を仕分けする「ひょこむ」会員

学用品を仕分けする「ひょこむ」会員

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 兵庫県内を対象にした地域SNSで姫路市に事務局を置く「ひょこむ」が、東日本大震災で被災した子どもたちへ贈る学用品の寄付を募る運動を行っている。

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 運動は同サイトと友好関係にある岩手県の地域SNS「モリオネット」(盛岡市)の呼びかけに応えたもの。3月18日からホームページを通じ学用品を集め始めた。

 26日からは姫路市の繁華街、御幸通商店街に物産店「たまちゃん街の駅」(姫路市綿町)を構えるNPO法人姫路コンベンションサポート(二階町)の協力により、同店にも寄付箱を設置するなして広く呼びかけた。その結果、同サイト会員や一般市民、企業からノートや鉛筆など合わせて段ボール約15箱分の学用品が集まった。

 これを受け27日、同サイトの会員約20人が事務局に集まり、学用品を仕分けしてリストアップ。新たに段ボールへ詰め直すなどして発送の準備を整えた。会員の大宮慶子さん(加古川市)は「こうしたボランティア活動は被災地の要請に応えることが第一。支援する側の配慮が欠かせない。今回は学用品を贈るが、また要請があれば違った活動にも取り組みたい」と話す。

 この日仕分けされた学用品は、広島県尾道市の「おのみっち」や愛知県春日井市の「愛っち」など他県の地域SNSとも協力し、4月7日に岩手県へ発送する。学用品の受け付けは4月2日まで。問い合わせは「ひょこむ」ホームページ。

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