姫路の皮革製造会社「大昌」(姫路市花田町)で11月26日、皮革製品の工程を学ぶ工場見学が行われた。主催はツイッター姫路交流会。
皮革製造工場で馬革や牛革などの天然皮革の製造工程が見学できる同イベント。天然皮革の魅力を多くの人に知ってもらい新たな需要につなげようと、2007年に開設した皮革のアンテナショップ「レザータウン高木」(花田町)と同交流会が企画。ツイッターで呼びかけ参加者を募った。
当日は、原皮の状態から皮革製品になるまで10以上もある製造工程をスタッフがガイドしながら紹介したほか、なめし革で干支の動物をつくるクラフトワークも行った。
ツアーに参加した畠山尚志さん(神崎郡在住)は「世界に誇る『なめし』の技術がどういう風に行われているのかを知りたくて参加した。皮革の製造がこんなに手間暇かけて行われているとは思わなかった」と話していた。