姫路観光コンベンションビューロー(姫路市本町、TEL 079-222-2285)は10月1日、「癒やし」「体験」をテーマにした着地型観光メニューとして5つの企画を新たにスタートさせた。
大天守を覆う素屋根の建設が進む中、工事の影響による観光客の減少をくい止めようと、5月に体験型の企画を募集。10団体から応募があり「姫路ならではのもの」「継続できるもの」として5団体を選び、準備を進めてきた。
今回新たにスタートした企画は、英語で姫路城を学ぶ「姫路城英語集中講座」、穴場の観光スポットを歩いたり地場産業の現場を巡ったりする「穴場体験ツアー」、甲冑(かっちゅう)をまとい戦国武将になりきる「甲冑武者体験」、足軽姿で門番になりきる「門番体験」、忍者になりきって手裏剣の投げ方などを教わる「忍者体験も」の5種類。武将や門番体験はパフォーマンスにも参加でき、忍者体験では手裏剣の投げ方レッスンも用意する。
担当の香月義之さんは「今回5つの着地型観光メニューを始めたが、まだまだ少ない。今後も『癒やし』や『体験』をテーマにした地元ならではのメニューを増やしていき、観光客の滞在時間増加や街づくりの支援につなげたい」と意気込みをみせる。
参加には予約が必要。問い合わせは姫路観光コンベンションビューローまで。